2019年05月17日
Blender2.8で流体シミュレーションを試してみる その1
今までやったことのない流体(フルイド)シミュレーションについてBlender2.8で試してみました。
(Blender Version 2.8 Beta 690478027bd7 を使用しています。)
まずは簡単な流体が流れるだけのシミュレーションを試します。
流体を試すための空間を作ります。この空間はドメインと呼ばれています。
今回はこのドメインは、立方体で作成しました。
テンキーの1を押して、正面に。
右上のアイコンを選択して描画環境をワイヤーフレームにします。
プルダウンメニューまたは TABキーを押して Object Modeにします。
追加→メッシュ→立方体を選択します。
Sキーを押して 拡大します。 ここでは 6×6マスにしました。
何もないところをクリックして、非選択状態にします。(立方体の輪郭が黒に)
続いて、流体が出てくる所のオブジェクトを設定します。
ここでは ICO球で設定しました。
追加→メッシュ→ICO球
Gキーを押して上の方に移動します。
また、Sキーを押して、一回り小さくします。
この球の大きさで流体が出てきます。
何もないところをクリックして、非選択状態にします。(輪郭が黒に)
流体シミュレーション空間の流体出口を設定していきます。
ICO球を左クリックして選択状態に(輪郭が橙色に)
右中ほどのアイコンからプロパティを選択し、一番下の物理演算を選択します。
物理演算のメニューの中から流体を左クリックで選択します。
タイプのプルダウンメニューから 流入口を選択します。
流体が出てくる方向と流量を設定します。
ここでは、方向は真下に出します。流量は5m/sに設定しました。
Z=-5(マイナスを忘れなく、忘れると真上から出ます。)
次に流体シミュレーション空間のドメインを設定します。
何もないところをクリックして、非選択状態にします。(輪郭が黒に)
立方体の枠を左クリックして選択状態に(輪郭が橙色に)
流体を選択。
タイプのプルダウンメニューからドメインを選択
ドメインのメニューの中から ベイクを選択。
キャッシュパスを設定します。
ベイクすると一時ファイルが作成されるので、後で削除しやすいデレクトリィを設定します。
一時ファイルはcache_fluidの中に作成されます。
ベイクを左クリックします。必要メモリ量が表示されています。
ベイクの進行状況が下の方に表示されます。 100%になればベイク終了です。
CPUの種類やメモリ容量などにより、ベイクにかかる時間が異なります。
アニメーション再生ボタンを押すと流体のシミュレーションが始まります。
(描画は ワイヤーフレームになっています。)
右上のアイコンで陰影処理の描画にして、右クリックで出てくるメニューからスムーズ面を選択し
再度 再生ボタンを押すとなめらかな白色な液体になります。
次回は障害物を置いてみたいと思います。
(Blender Version 2.8 Beta 690478027bd7 を使用しています。)
まずは簡単な流体が流れるだけのシミュレーションを試します。
流体を試すための空間を作ります。この空間はドメインと呼ばれています。
今回はこのドメインは、立方体で作成しました。
テンキーの1を押して、正面に。
右上のアイコンを選択して描画環境をワイヤーフレームにします。
プルダウンメニューまたは TABキーを押して Object Modeにします。
追加→メッシュ→立方体を選択します。
Sキーを押して 拡大します。 ここでは 6×6マスにしました。
何もないところをクリックして、非選択状態にします。(立方体の輪郭が黒に)
続いて、流体が出てくる所のオブジェクトを設定します。
ここでは ICO球で設定しました。
追加→メッシュ→ICO球
Gキーを押して上の方に移動します。
また、Sキーを押して、一回り小さくします。
この球の大きさで流体が出てきます。
何もないところをクリックして、非選択状態にします。(輪郭が黒に)
流体シミュレーション空間の流体出口を設定していきます。
ICO球を左クリックして選択状態に(輪郭が橙色に)
右中ほどのアイコンからプロパティを選択し、一番下の物理演算を選択します。
物理演算のメニューの中から流体を左クリックで選択します。
タイプのプルダウンメニューから 流入口を選択します。
流体が出てくる方向と流量を設定します。
ここでは、方向は真下に出します。流量は5m/sに設定しました。
Z=-5(マイナスを忘れなく、忘れると真上から出ます。)
次に流体シミュレーション空間のドメインを設定します。
何もないところをクリックして、非選択状態にします。(輪郭が黒に)
立方体の枠を左クリックして選択状態に(輪郭が橙色に)
流体を選択。
タイプのプルダウンメニューからドメインを選択
ドメインのメニューの中から ベイクを選択。
キャッシュパスを設定します。
ベイクすると一時ファイルが作成されるので、後で削除しやすいデレクトリィを設定します。
一時ファイルはcache_fluidの中に作成されます。
ベイクを左クリックします。必要メモリ量が表示されています。
ベイクの進行状況が下の方に表示されます。 100%になればベイク終了です。
CPUの種類やメモリ容量などにより、ベイクにかかる時間が異なります。
アニメーション再生ボタンを押すと流体のシミュレーションが始まります。
(描画は ワイヤーフレームになっています。)
右上のアイコンで陰影処理の描画にして、右クリックで出てくるメニューからスムーズ面を選択し
再度 再生ボタンを押すとなめらかな白色な液体になります。
次回は障害物を置いてみたいと思います。
Blender2.8 ハートの小箱その4 完成
Blender2.8 ハートの小箱その3 厚み付け
Blender2.8 ハートの小箱その2 面付け
Blender2.8 ハートの小箱その1 ベジエで輪郭作成
Blender2.8 サーフェスでホイップ(準備体操編)
Blender2.8で流体シミュレーションを試してみる その4
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