rikachann Aabye
2016年03月15日
20:02
では、作業に取り掛かりますが、その前にオブジェクトの条件を整理したいと思います
今回のスピン(回転体)では、Y軸を中心線として回転体を作成します。
なお、メッシュだと面数は自由ですが、スカルブも考慮したいので、1024面のオブジェクトを作成します。
回転体の分割数は、Y軸を中心とした回転方向で360度つまり1周させ、1周の分割数は32分割とします。
断面の分割数も32分割し、32×32で1024面とします。
断面は回転体の輪郭となります。ここでは頂点を結んでいきながら、輪郭を作成していきます。頂点の数は33点
頂点と頂点を結ぶ線分つまり辺の数が32本となります。
なにもないところから、頂点は作成できませんから、ここではグリッドを一度消してから、頂点を作成していきます。
まず、グリッドを上面視点で作成します。
テンキー7で上面表示に^^
左側パネルから、「作成」タブを選択して、メニューから、「グリッド」を選択^^
オブジェクトモードでグリッドが作成されますので、編集モードに移行します。
TABキーを押して、編集モードにします。
グリッド全体を選択され黄色のグリッド表示になります。
もし、全選択になっていないとき(黄色になっていないときは)グリッド全体を選択するために
Aキーを押して全選択にします。(なお、Aキーはトグルになっていて押すたびに全選択/非選択を切り替えます)
表示されているグリッド(全体が全選択:黄色になっていることを確認したうえで)消去します。
Xキーを押すとメニューが表示されますので「頂点」を選択して、マウス左クリックで消去します。
この状態で、Ctrlキーを押しながらマウス左ボタンを押すと、頂点が追加されます
さらに 少し移動して、Ctrlキーを押しながらマウス左ボタンを押すと頂点が追加され、辺が結ばれます
これを繰り返すことで、輪郭を作成していきます。
追記(2016/07/08)
頂点を追加するときに、3Dマニピュレーター(3方向矢印のカーソル)のZ軸(青色)が表示されていますので、誤って
Z軸(奥行方向に)に頂点を設定する可能性があります。
X-Y平面上に頂点を設定する場合は、平面投影に切り替えることで、3Dマニピュレーター(3方向矢印のカーソル)の
Z軸(青色)が表示されませんので、安心して、頂点を設定することができます。
デフォルトでは、透視投影(遠近感を表現する透視方法)となっていますので、テンキー5を押して平面投影に切り替えます
テンキー5はトグルになっていますので、押すたびに、透視投影と平面投影が交互に切り替えられます。
現在の投影方法は 画面左上に表示されます。
平面投影の切り替えについては、JOGridで毎週金曜日(22:00~)開催のtomoyoさんのBlender勉強会で教えていただきました。
次回は、頂点の修正方法について書きたいと思います。