SLビュアコンパイル

rikachann Aabye

2008年09月27日 20:58


パステルさんがUbuntu8.0.4でのSLビュアコンパイル手順をご紹介されているので
こちらの方でFedora9でSLビュアコンパイルに挑戦してみました^^

プラットホームはFedora9を想定してます。
また、既にSLビュアが動いているものします。
(”Fedora9でセカンドライフ”を参照ください)

1、cmakeのインストール
  パッケージ化されたcmakeは2.6.1のバージョンでそのままインストール
  実行すると、最後のパッケージ化のときにエラーとなり、コンパイルが失敗します^^;
  パステルさんも書かれているとおり、cmake2.4.8を手動でインストールしましょう

  アプリケーション→システムツール→端末を起動してsuでルートになりインストールを行
  います。
  適当なデレクトリーに移動する。
  #cd /home/rika/ダウンロード/
  # wget http://www.cmake.org/files/v2.4/cmake-2.4.8.tar.gz
  # tar xvzf cmake-2.4.8.tar.gz
  # cd cmake-2.4.8
  # ./configure
  # make
  # make install

  # ls /usr/local/bin/
   ccmake cmake cpack ctest
  
  # cmake -version
   cmake version 2.4-patch 8

2、パッケージの確認をします。
  (1)g++
    ソフトウエアの追加/削除で確認(検索で"gcc")
    ・gcc-c++4.3.0-8(i386)
    ・gcc-4.3.0-8(i386)
    ・libgcc-4.3.0-8(i386)
  (2)libx11-dev
    ソフトウエアの追加/削除で確認(検索で"libx11")
    ・libX11-devel-1.1.4-1.fc9(i386)
    ・libX11-1.1.4-1.fc9(i386)
   (3)bison
     ソフトウエアの追加/削除で確認(検索で"bison")
     ・bison-2.3-5.fc9(i386)
  (4)flex
    ソフトウエアの追加/削除で確認(検索で"flex")
    ・flex-2.5.35-2.fc9(i386)
  (5)zlib
    ソフトウエアの追加/削除で確認(検索で"zlib")
    ・zlib-devel-1.2.3-18.fc9(i386)
    ・zlib-1.2.3-18.fc9(i386)
  (6)mesa
    ソフトウエアの追加/削除で確認(検索で"mesa")
    ・mesa-dri-drivers-7.1-0.37.fc9(i386)
    ・mesa-libGL-devel-7.1-0.37.fc9(i386)
    ・mesa-libGL-7.1-0.37.fc9(i386)
    ・mesa-libGLU-devel-7.1-0.37.fc9(i386)
    ・mesa-libGLU-7.1-0.37.fc9(i386)
  (7)libfontconfig
    ソフトウエアの追加/削除で確認(検索で"fontconfig")
    ・fontconfig-devel-2.5.0-2.fc9(i386)
    ・fontconfig-2.5.0-2.fc9(i386)

3、展開するデレクトリーを作成します。
  /home/???/以下は日本語デレクトリーになっています。この配下に
  展開すると日本語デレクトリー名があるのでエラーで失敗します。

  英語名のデレクトリーを新たに作成します
  rootから普通のユーザーになります。
  
  ユーザーのホームに移動します。
  $cd ~
  $ pwd
     /home/rika
  デレクトリーを作成します。
  $mkdir secondlife
  $cd secondlife

4、FMODAPIの入手します。
  $ wget http://www.fmod.org/index.php/release/version/fmodapi375linux.tar.gz
  $ tar xvzf fmodapi375linux.tar.gz

5、SLビューア RC版 ソースを入手します。
  セカンドライフwikiのメインページにいきます。
  openSourceの欄のDownloadをクリックします。
  一番上部の1.1verRC-1.21.3をクリックします。(現時点の最新バージョンです)
  Sourceの列のVlewer Mac/Linux(LF)とArtworkをクリックしてダウンロードします。
  同様にLibsの列のLinuxをクリックします。
  クリックするとダウンロードマネージャーが開きますのでファイルを保存にしてOKします
  ダウンロードされたファイルは/home/???/ダウンロードに保存されていますので、
  先ほど作成したデレクトリーに移動させます。
  $ cd /home/rika/ダウンロード
  $ cp slviewer-artwork-viewer_1-21-3-r97611.zip /home/rika/secondlife/
  $ cp slviewer-linux-libs-viewer_1-21-3-r97611.tar.gz /home/rika/secondlife/
  $ cp slviewer-src-viewer_1-21-3-r97611.tar.gz /home/rika/secondlife/

6、ソースを展開します。
  $cd /home/rika/secondlife
  $ tar xvzf slviewer-src-viewer_1-21-3-r97611.tar.gz
  $ tar xvzf slviewer-linux-libs-viewer_1-21-3-r97611.tar.gz
  $ unzip slviewer-artwork-viewer_1-21-3-r97611.zip
  $ cd linden

7、gcc++4.3.0でコンパイルすると”llrender”のところでエラーがでて中断しまいます。
  ここからパッチを入手してパッチを当てます。
  fix_llrender_struct_patchをクリックします。
  ダウンロードマネージャーでファイルを保存するにチェックしダウンロードします。
  ファイルを移動します。
  
  $ cp /home/rika/ダウンロード/fix_llrender_struct.patch ./
  パッチを当てます。
  $ patch -p0 < fix_llrender_struct.patch
     patching file ./indra/llrender/llrender.h
     Hunk #1 succeeded at 214 (offset 1 line).

8、コンパイルビルドします。
  $cd indra/
  $./develop.py configure

9、FMODAPIをコピーします。
  $ cp /home/rika/secondlife/fmodapi375linux/api/inc/* /home/rika/secondlife/linden/libraries/i686-linux/include/
  $ cp /home/rika/secondlife/fmodapi375linux/api/libfmod-3.75.so /home/rika/secondlife/linden/libraries/i686-linux/lib_release_client/

10、ビルドします。
  $ ./develop.py build

11、実行してみます。
  $cd viewer-linux-i686/newview
  $ tar xvjf SecondLife-i686-1.21.3.0.tar.bz2
  $ cd SecondLife-i686-1.21.3.0
  $./secondlife

12、ビルドしたSLビュアのスナップショット
  いつもお世話になってますANZオーナーのZeronさんのお店の前のお花畑でおじゃべりながら記念撮影^^
  こちらのお店では素敵なアクセサリーなど置いてありますのでぜひお立ち寄りください^^
  LM:http://slurl.com/secondlife/Qoo/99/84/31











   




  

  
  

  




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