Pine64 A+でOpenSim 環境設定編

rikachann Aabye

2017年06月11日 14:39


前回に引き続き、Pine64+の環境設定を行っていきます。

まずは、パッケージのアップデートを行います。

$ sudo apt update

アップグレードの途中ロケールの設定が求められますが、後で設定するので、Tabキーを押してキャンセルします。

$ sudo apt upgrade

SD-CARDの使用領域を広げます。
まずは、現状を確認www
$ df
Filesystem 1K-blocks Used Available Use% Mounted on
/dev/mmcblk0p2 3736088 942196 2589092 27% /
devtmpfs 468340 0 468340 0% /dev
tmpfs 501892 0 501892 0% /dev/shm
tmpfs 501892 12992 488900 3% /run
tmpfs 5120 4 5116 1% /run/lock
tmpfs 501892 0 501892 0% /sys/fs/cgroup
/dev/mmcblk0p1 51082 12790 38292 26% /boot

ホームページで示されている専用スクリプトで領域を広げます。

$ sudo /usr/local/sbin/resize_rootfs.sh

再度容量を確認します。(参考:16Gメモリカードを使用しています)
$ df
Filesystem 1K-blocks Used Available Use% Mounted on
/dev/mmcblk0p2 14927064 942204 13330416 7% /
devtmpfs 468340 0 468340 0% /dev
tmpfs 501892 0 501892 0% /dev/shm
tmpfs 501892 12992 488900 3% /run
tmpfs 5120 4 5116 1% /run/lock
tmpfs 501892 0 501892 0% /sys/fs/cgroup
/dev/mmcblk0p1 51082 12790 38292 26% /boot

無事容量拡大できたみたいです。

次にログインパスワードを変更します。
現在のパスワード ubuntuを入力
新しいパスワードを 2回入力します。
$ sudo passwd ubuntu

いったんログアウトして、再度ログインできるか確認します。
$ exit

新しいパスワードでSSHログイン

ロケールを変更します。

$ sudo dpkg-reconfigure locales

リストの中から en_US.UTF-8 UTF-8に米印でチェックされているのでスペースを押して空白にします。
続いて、リストから ja_JP.UTF-8 UTF-8を探し出し、スペースを押して、米印マークを付けます。
Tabキーを押して、OKを選択します。
表示されているリストから ja_JP.UTF-8を選択します
None
C.UTF-8
ja_JP.UTF-8
tabキーで <OK>を選択します
いったん終了して、再ログインします。

Localeが変更されたか確認します。
$ echo $LANG
ja_JP.UTF-8

続いてタイムゾーンを設定します。

$ sudo dpkg-reconfigure tzdata

リストから「アジア」を選択します。
tabキーを押して OK を選択します
Tokyo を選択します
tabキーを押して OK を選択します。

設定ファイルを設定するためのエディタをインストールします。
リカはviが好きなのでvimをインストールします。お好みのエディタをインストールして下さい。

$ sudo apt-get install vim

時刻同期のために、NTPサーバーの設定をします。

$ sudo vim /etc/systemd/timesyncd.conf

#NTP=
を、下記に変更
NTP=ntp.nict.jp

再起動します。
ログイン後
$ sudo systemctl daemon-reload
$ sudo systemctl -l status systemd-timesyncd

次回は ネットアドレスの固定化など行っていきたいと思います。


Pine64 A+