raspberryPi2が新たにラインラップに加わりました
raspberryPi2はプロセッサーがARMv7世代になって、ubuntuの
標準対応対象となりました。www
といことで、今回はubuntu1404をインストールしてOpenSimを
動作させたいと思います。
用意するもの
1、raspbrryPi2
2、SDカード(MicroSD) 8G以上が望ましいそうです。今回は16Gを用意しました。
3、LANケーブル
4、電源供給用USBケーブル(MicroーB)
パソコン(専用アダプターのほうが良いみたいです)あるいは5V2A程度のアダプターに接続
本来はこの構成でSSHで入れるんですが、初期設定でSSHがインストールされていないので
どうしても、キーボードとHDMIディスプレーが必要になってきます。
5、USBキーボード・マウス
6、HDMIディスプレーモニタとHDMIケーブル
7、母艦(ここではUbuntu で作業しました^^)
では、早速インストールにとりかかりましょう
raspberrypiのホームページのダウンロードのコーナーには、SNAPPY UBUNTU COREというイメージが登録されていますが、このubuntuは従来のものと操作性が異なります。
従来のubuntu1404が
ubuntu wikiの方に登録されているのでそちらの方のイメージをダウンロードします。
ブラウザーから Downloadの「Download 2015-04-06-ubuntu-trusty.zip (GPG signature)」をクリックするか
端末から wgetでダウンロードします。
$ sudo wget
http://www.finnie.org/software/raspberrypi/2015-04-06-ubuntu-trusty.zip
解凍します。
2つのファイルが生成されます。
$ unzip 2015-04-06-ubuntu-trusty.zip
Archive: 2015-04-06-ubuntu-trusty.zip
inflating: 2015-04-06-ubuntu-trusty.img
inflating: 2015-04-06-ubuntu-trusty.bmap
次に母艦にSDカードをセットして、SDカードのマウント先を確認します。
手順は
こちらの記事を参照してください
$ dmesg | tail
確認した結果 /dev/sddにマウントされていました。(リカの場合です。環境によって変わります)
アンマウントします。
$ umount /dev/sdd1
OSイメージをSDカードに書き込みします。ddコマンドでも書き込みできますが、今回はwikiのとおりにやってみます。
bmaptoolを発行するために、bmap-toolsパッケージをインストールします。
$ sudo apt-get install bmap-tools
SDカードにOSイメージ(ここでは2015-04-06-ubuntu-trusty.img)を書き込みします。
/dev/sdd はリカの環境の場合です。決め打ちではありませんので環境に合わせて変更してください。
間違うと母艦が沈没する恐れがありますので、くれぐれも気をつけてくださいね。
$ sudo bmaptool copy --bmap 2015-04-06-ubuntu-trusty.bmap 2015-04-06-ubuntu-trusty.img /dev/sdd
bmaptool: info: block map format version 1.3
bmaptool: info: 458752 blocks of size 4096 (1.8 GiB), mapped 121181 blocks (473.4 MiB or 26.4%)
bmaptool: info: copying image '2015-04-06-ubuntu-trusty.img' to block device '/dev/sdd' using bmap file '2015-04-06-ubuntu-trusty.bmap'
bmaptool: info: 100% copied
bmaptool: info: synchronizing '/dev/sdd'
bmaptool: info: copying time: 1m 17.0s, copying speed 6.2 MiB/sec
無事書き込みできたみたいですwww
ここから母艦から離れて、raspberryPi2の作業となります。
OSを書き込んだSDカードをraspberryPi2にセットし、モニター・キーボード/マウス/LANケーブルを接続します
電源のUSBケーブルを接続します。
電源を投入すると、ログイン画面となります。
Ubuntu 14.04.2 LTS ubuntu tty1
ubuntu login:
ここでユーザー ubuntu パスワード ubuntuでログインします。
ubuntu@ubuntu:~$
まずは、パッケージの最新情報をアップデートします。
ubuntu@ubuntu:~$ sudo apt-get update
ここから先は 母艦からのSSH接続したいので早速 SSHを導入します。
ubuntu@ubuntu:~$ sudo apt-get install openssh-server
次にIPアドレスを確認します。
ubuntu@ubuntu:~$ ifconfig
eth0のinet addrがIPアドレスになります。(ここでは 192.168.1.29でした)
ではここからは、母艦からraspberryPi2にSSHでのリモート接続に入ります。
$ ssh ubuntu@192.168.1.29
最初の接続なので ssh−keygenを実行してねと怒られますので、 表示されているremove with:以下のコマンドを実行します
$ ssh-keygen -f "/home/rika/.ssh/known_hosts" -R 192.168.1.29 これは例です。
再度 SSH接続を試みます。
途中 接続を続けますかの質問にyesで答えます。
$ ssh ubuntu@192.168.1.29
The authenticity of host '192.168.1.29 (192.168.1.29)' can't be established.
ECDSA key fingerprint is ????????????????????????????????????
Are you sure you want to continue connecting (yes/no)? yes
パスワード ubuntuでログインします
Warning: Permanently added '192.168.1.29' (ECDSA) to the list of known hosts.
ubuntu@192.168.1.29's password:
あ〜〜これで、リモート接続できるようになりました
次回 環境セットアップしていきたいと思います